ビル・フランツ

ビットコインの初期セキュリティ議論に参加したセキュリティコンサルタント

顔のない人型のシルエットが、盾のアイコンをまとった小さなサーバーノードを線で結んだ暗い色合いのネットワーク図の脇に立つ構図。ひし形のプルーフ・オブ・ワークの印がノードへ向かって流れ込み、中央には色合いの異なる六角形アイコンが二つ並んでいる。

2009 年 1 月 24 日、サンフランシスコ・ベイエリアのセキュリティコンサルタント、ビル・フランツがハル・フィニーに返信した。ビットコインのマイニング・インセンティブがネットワークセキュリティの経済学をどう変えうるか、皮肉を込めた観察を残した。これは、一週間前にジョナサン・ソーンバーグが提起したボットネット採掘の懸念に、正反対の角度から答えるものだった:

「乗っ取られたマシンは、ネットワーク上で最も安全な部類に入る。なぜなら、ボットネットのオペレーターは他者が「自分たちの」マシンを侵害しないよう懸命に管理しているからだ」

ボットネット運用者がプルーフ・オブ・ワークによるマイニング報酬と引き換えに合法的なセキュリティ企業へ進化するシナリオを推察した。フランツは Periwinkle(pwpconsult.com)の名でコンサルティングをしている。

メーリングリストでの貢献

フランツの返信は、プルーフ・オブ・ワークがセキュリティへのインセンティブを生むというハル・フィニーの主張に直接応えたものだった。冒頭で引用したボットネットの観察は、それに対する皮肉な返答だった。

歴史的意義

投げやりで皮肉混じりの一言だが、芯を突いていた。チェーンを守るのと同じプルーフ・オブ・ワーク報酬が、原理的には、ボットネットの運用者に「乗っ取り」ではなく「防御」の対価を払いうる、という話だ。

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